ぐうたらナースの不妊治療日誌

アラサー看護師が、働きながら取り組む不妊治療を面白おかしく書いてます(時々旦那も)。その後ぐうたら主婦へ。

初めての新鮮胚移植、驚きと喜びと。

#115

分割確認の電話の当日、午後13時に加藤レディースクリニックへ。初めての、初めての、移植に行ってきました。

 

「SOAP」とは看護師がカルテで使う書式の一つ

S)すごーい、やっぱりうれしい。

O)8分割の受精卵、新鮮胚移植施行。身体的苦痛なし。喜びと安堵の表情あり。

A)問題なく移植施行でき、心身ともに安定している。

P)普通の生活を心がけていく。

S=主観(気持ち) O=客観(事実) A=アセスメント(解釈) P=計画

f:id:guutaranurse:20170625182622p:plain

 

採卵で3つ採れた卵、うちたった1つだけ4分割まで育ってくれています。それを本日「移植」します。凍結はしていないので「新鮮胚移植」というのだそうです。どうか、どうか、クリニックに着くまで順調に育ってくれ!!そう願いながら向かいました。

 

受精卵の説明

クリニックでは、最初に培養士さんから受精卵についての説明がありました。採卵後に卵の説明をしてくれたのと同じ部屋で、呼び出しがかかり部屋に入ると、名前を確認しパソコン画面に大きく受精卵が映し出されました。

 

「成熟卵の一つが受精し、分割がすすんでいます。これは今日の午前中に確認した時の写真で、もしかしたら今はもう少し分割がすすんでいるかもしれません。分割したそれぞれの割球の大きさも均等で、フラグメンテーション(細胞分裂の時に生じる細胞の断片)がこのあたりにわずかにありますが、問題ないです。当院での受精卵の評価はグレード2となります。」

と、培養士さんは色々説明してくれました。

 

【グレード2】

 

映し出された受精卵は、ぷっくりとしていて美しかったです。

 

人間は、皆ここから始まったんだと思うと不思議。偉そうなことぬかしている奴に教えてやりたくなります。笑

 

移植でのこと

移植は、採卵をしたフロアと同じ場所でした。呼び出しがかかり向かいましたが、やっぱり採卵をした時とは違い、緊張より、やや気分の高まりがありました。そしてナースステーションで看護師さんより説明を受け、カーテンで仕切られた部屋で着替えて待機です。

 

たぶん、採卵する時間帯と移植する時間帯は区別されているんだろうから、今ここにいる人は移植する人だけなんだろうか。じゃあ同じ日に採卵した人でうまくいっている人がここにいるんだろうか、いや、胚盤胞まで育てて移植する人もいるか、などなど漠然と想像していると、呼ばれました。

 

採卵した部屋と同じ部屋でした。

 

部屋に入ると、やっぱり手慣れたスタッフの方々に誘導され、あっという間に台の上に横になりました。横には看護師さんがついてくれ、色々説明してくれました。

 

「あのモニターを見て下さいね。」

と、看護師さん。

 

そこには、分割がすすんでいるであろう受精卵が映し出されました。なんと、午前中は4分割だったものが、今は8分割に成長していました!!移植までに分割が止まっていないかとても心配していた私は、なんだか受精卵に、舐めるなよと言われたような、その生命力の強さに驚いてしまいました笑。驚いていると、

 

「わあー、すごくきれいですね。」

と、横にいた看護師さんが一言。

 

私は8分割の受精卵というものを初めて見たので、それが形がきれいなのか、映像がきれいなのかよく分からず、「はい・・・。」と曖昧に答えてしまいましたが、なんだかすごく嬉しかったです。

 

わが子を褒められた気分?笑 

←おおげさですけど(*^_^*)

 

そして画面をそのまま見ていると、極細のスポイトのようなものが入ってきて、ゆっくりとその受精卵が吸い取られていきました。その作業はすぐそこで培養士さんが行っているようでした。そしてそれが医師に渡され(この辺の細かいとこは見ていなかったので間違ってたらすいません。)移植が行われます。この工程は看護師さんが説明してくれました。

 

移植は、消毒、エコーで確認後に医師が行います。

 

「横のモニターを見てください、ここが子宮で、ここから挿入して、このあたりの子宮の奥に移植しますよ。移植すると、一緒に入れた液体が白く映るので分かると思います、そうするときちんと移植できたことになります。」

と、これまた丁寧に画面を指で示しながら説明してくれました。

 

そして移植は、説明通り画面でリアルタイムの映像を見ながら、痛みも無くスムーズに行われ、それ自体は数十秒で終わったと思います。あっという間でした。

 

でも、なんだか、神秘的で、幸せな瞬間でした。

 

移植のあと

移植後は、少し横になって休みました。

 

今、受精卵が自分のお腹にある・・・。そう思うだけでどきどき(^^♪恥ずかしながらお腹に手をあててみたりなんかして。笑

 

そしてその後、胚移植情報が書かれた紙(グレードなど細かいことが書いてある)と、受精卵を移植した時のエコー(画面で見ていたやつ)を1枚くれました。白くなっているところが移植できたところのようです。初めてのエコー写真です。

 

問題なく終了しました。

帰り道、無意味にゆっくり歩いてしまいました。

 

あとは、着床してくれるよう祈るだけ。

 

旦那と、お母さんに早く報告したいです。

 

できるだけ普通に過ごそうと思います。