ぐうたらナースの不妊治療日誌

ぐうたらナースの不妊治療日誌

アラサー看護師が、働きながら取り組む不妊治療を面白おかしく書いてます(時々旦那も)。その後ぐうたら主婦へ。

授精確認の電話、まさかの結果「受精障害」の言葉。

#83 

初めての採卵を終え、2日後のことです。授精確認の電話をしました。本来なら翌日なのですが、病院がお休みなので2日後に電話することになりました。

 

「SOAP」とは看護師がカルテで使う書式の一つ

S)ああ、そうですか・・・。

O)採卵の2日後、病院へ授精確認の電話。体外受精0。顕微授精3。結果に思考停止の状態。

A)ショックあり結果を受け止めきれていない状態

P)時間をかけ、今後の経過おっていく。

S=主観(気持ち) O=客観(事実) A=アセスメント(解釈) P=計画

 

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採卵後は特に大きな腹痛もなく、出血もなくほっとしていますが、ここからが緊張の連続となることは何となく分かっています。最初の緊張は受精確認の電話です。

 

www.guutaranurse.com

上記のように採卵では12個の卵が採れたので、6個を体外受精、6個を顕微授精にしてもらっています。この中での受精の状況を、指定された時間内に培養士さんに電話で確認するよう言われています。たくさん採れたので、最低でもいくつかは受精してくれているんでは・・・と思ってはいますが、緊張です。

 

診察カードと、メモできるものを手元に準備。

 

午前中の9:30~10:00の間に電話と言われています。なるべく平常心を保ちたいがためにテレビをつけていますが、内容なんて頭に入ってきません(T_T)9時を過ぎると、もう鼓動が早まります。

 

どうしよう・・・。

 

一つも受精できなかったら・・・。

 

不安がつのります。

 

電話で

9:28もう我慢の限界がきて、2分のフライングで電話しました。緊張で手が冷たいのに少し汗ばんでいます。

 

電話番号は、通常の病院の番号なので最初は受付の方が出ました。授精確認の電話であることを伝えると、培養士さんにつないでくれるとのことで「少しお待ちください。」と。電話からは優しい音楽が流れますが、私の心は全然穏やかじゃありません。

 

「お待たせしました。」と培養士さん。

 

どきっっ(+o+)

 

名前と診察券番号を再度確認。

「えー、受精の状態なのですが・・・。」

 

ちょっと間があく。

 

「先日の採卵で体外受精6個、顕微授精6個でお預かりしておりますが・・・。体外受精は、6個すべてで受精反応がみられていません。顕微授精の方は、3つが受精反応を示しており分割がすすんでいる状態です。」と、培養士さん。

 

「あ・・・。」

 

「そう、なんですね・・・。」

 

まさかの状態に、言葉がそれ以上出なくなってしまいました。書き取っているメモの字が揺れます。

 

私のショックを察してくれたのか、その後、培養士さんは少し優しい口調になり、ゆっくり説明してくれました。

 

体外受精の受精率は通常50~60%ほど。今回の結果は受精率が際立って良くなかったと言える。1回目であり、今回の結果が全てではないと考えられるが、受精障害の可能性もある。それは、今回だけでは判断できないが、今まで妊娠に至らなかったのもここに原因がある可能性がある、でも確定ではない。顕微受精の受精率は通常80%ほど。今回は3つに受精反応が出ているので、今後は、この3つの状態をみて管理していくこととなる。などなど。

 

「あ、はい・・・。」と、私。

何か聞きたいこともあった気がしますが、言葉が思いつきませんでした。

 

培養士さんは色々説明してくれた後、「大丈夫ですか?」と声をかけてくれました。「大丈夫です。」と答え、電話を終えました。

 

 

少しの間、自分で書いたメモを見つめていました。

 

そして旦那に結果をLINEしました。

既読にはなりましたが、すぐに返事はなし。

何を思ったのだろう。

 

3つは授精しました。

喜ばしいことです。

 

でも・・・。

 

受精障害かも。 

受精障害。

 

この言葉が頭の中を反芻しています。