ぐうたらナースの不妊治療日誌

ぐうたらナースの不妊治療日誌

アラサー看護師が、働きながら取り組む不妊治療を面白おかしく書いてます(時々旦那も)。その後ぐうたら主婦へ。

一緒に働いてみて分かる、本当の助産師さんたちの姿とは。

#43 

私は現在病棟勤務で、婦人科と一部産科が入っているので助産師さんたちとも一緒に働いています。今回は、一緒に働いてみて知った助産師さんのこと、紹介します。

 

「SOAP」とは看護師がカルテで使う書式の一つ

S)やっぱずげーな助産師さんて。

O)一緒に働くことで助産師という職種を知る。モチベーションの高さ、個性の強さを改めて思う。

A)助産師さんと共に働くことで、女性としても看護師としても多くを学ぶことができている

P)プラン継続。

S=主観(気持ち) O=客観(事実) A=アセスメント(解釈) P=計画

 

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助産師とは。

 

【助産師】

厚生労働大臣の免許を受けて、助産又は妊婦、じょく婦若しくは新生児の保健指導を行うことを業とする女子。

日本助産師会ホームページより引用(http://www.midwife.or.jp/

 

【助産師の歴史】

「産婆」という名称で江戸時代から職業として一般化。

明治元 業務の関係法規がはじめて公布。

明治7 産婆は免状制となる。

明治32 産婆規則、ならびに産婆名簿登録規則が公布。

昭和23 保健婦助産婦看護婦法が制定。「助産婦」に改称。

平成14 保健師助産師看護師法へ改正。「助産師」と改称。

 

【助産師になるためには】

看護師国家試験に合格後、助産師養成学校(大学や専門学校1年以上)へ進み、定められた単位と実習をクリアすると助産師国家試験受験資格が与えられる。

 

そう、「産婆さん」から始まった職業であり、江戸時代からその専門性が認められていたんですね。

 

そして現在、助産師になるためには、看護師の免許を取得しさらにもう1年勉強して助産師の国家試験を受けなくてはなりません。さらに働く中では、医師と同じような判断力と手技が求められ、それには責任が伴います。本当にやる気が無ければ、ついでにと取得できるものではありません(+o+)

 

「助産師は、ただ優しく寄り添ったり一緒に力んだりしてしまったらだめ。時には冷たいくらい冷静になって、これからお母さんになるんだって自覚を持たせてあげなきゃ。」

 

いつだったか、一緒に働いている助産師さんがこう言っていました。

 

えー、そうなんだ(@_@)でも辛いときは優しくしてあげた方がいいんじゃないかなって、最初は思いました。

 夜勤で遭遇した「お産」

 

そんな風に思っていた中、私は切迫早産で入院していた患者さんを夜勤で担当しました。切迫早産でしたが35週を過ぎていたので、生まれるようならお産をすすめるという方針でした。ですがまあ、日中にそんな様子は無かったので甘く見ていた私。夜中、ナースコールがありました。

 

「なんだかお腹が張って、恥骨のとこが痛いんです。」

 

嫌な予感・・・(-"-)お腹にモニターを貼って、胎児の様子と張りを確認。うーん。明らかに定期的に張ってはいるがこれはお産の始まりか?!助産師さんに診てもらいます。そんなこんなしているうちに、

 

「もっと、痛くなってきました・・・。」

 

張りとともに痛み!そして子宮頚管長が短くなってきている!これは明らかに「産気づいた」状態のようです。辛そうな患者さん、あたふたしてしまう私。医師に確認し、産科病棟へ移動しお産の準備にかかることに。初めての場面に遭遇した私は、まるで新人の頃のようなあたふた状態。

 

ベッドで移動すると思いきや、助産師さんが準備したのはまさかの車椅子。

 

えーー、患者さん、めっちゃ辛そうじゃん!!この状態で車椅子乗れる??

 

すると・・・

 

「大丈夫、まだまだ生まれないから。赤ちゃんも頑張ってるからお母さんも頑張らないと。」

 

と、真剣な表情で語りかける助産師さん。

 

そして患者さんは車椅子に乗り、産科病棟へ移っていきました。

 

ああ、こうゆうことか。

 

あの時助産師さんが言っていた言葉の意味は。と、私は思いました。安全なお産を促すことはもちろん大切ですが、同時に、これから始まるお産、その後の育児を強く乗り越えられるように、「大丈夫、母は強いんだから。」と叱咤激励しているようでした。

 

#31でも、助産師さんたちの仕事について少し触れています。

www.guutaranurse.com

 

一緒に働いて分かったんですが、助産師さんて仕事に対してのモチベーションが非常に高い気がします。(決して看護師のモチベーションが低いと言っている訳ではないですが笑。)そしてひとり一人個性があって主張が強い。(これは個人的な見方かもですけど笑)

 

私もいつか、いつか患者として助産師さんにお世話になりたいっ(^◇^)そう思う今日この頃です。